アメリカ人の適応性
かねてからアメリカ人には非常に早い適応性のあることを知っていた。たとえばわが家の近くにあるパーロスベルデス地区の小学校では4年生のときからコンピューターを教える。一方、日本では小学生にコンピューターなど一切教えず、せいぜい趣味として町のコンピュータークラスに通う程度らしい。
孫の一人が同じ地区の幼稚園に今年9月から入ることになっている。先週、親たちを集めての説明会があり、そこで驚きべきことが発表された。幼稚園では9月からスペイン語または中国語の科目が課せられるという。スペイン語は距離的にメキシコが近いことから分かるが、なぜ中国語が選ばれたのだろうか。中国がアメリカにとり大きな貿易相手であるためか. そうとすればその適応性の異常の早さには驚く。
一般的にアメリカ人は外国語に対する関心が低いと考えていたがこれは改める必要があるだろうか。
古枯の木
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