“ゴールドラッシュ物語”について
古枯の木は2000年“ゴールドラッシュ物語”なる小著を刊行しました。いろいろな反応が読者諸氏から寄せられましたので、以下にその一部を簡潔にご報告したいと思います。
1. ゴールドラッシュの“ラッシュ”が20数年で終わったのは驚きである。
2. 鉱夫の多くは金持ちになれなかったが、その理由がよく理解できた。
3. 日本では10年ぐらい前、ベンチャーキャピタルといって騒いでいたがゴールドラッシュのときにこれがすでに存在したとは大きな驚きである。
4. 佐渡の金山とカリフォルニアゴールドラッシュの違いがよく分かった。
5. 貪欲なロシア人がなぜゴールドラッシュに参加しなかったのか。
6. 採鉱には各民族の特性が現れていて面白い。たとえばメキシコ人は季節労働者。
7. 以前ロスに住んでいたがゴールドラッシュのことは全然知らなかった。古枯の木の本をもってハイウエイ49号線沿いののゴーストタウンをいつか廻りたい。
8. ジョン万次郎のゴールドラッシュへの参加を本の中に追加すべきである。
9. 鉱夫たちはどんな種類のギャンブルを好んだのか。
昨年11月17日付けでGoogle Japanにgrimpo さんという人が小著は“いつまでたっても古本で見つからない一冊だ”と苦情を述べています。同じような苦情をたくさん聞いています。また,だいぶ以前にamazonでこの本が“コレクター商品”となり、価格が1300円から3960円にまで高騰したというニュースも見ました。
原著はすでに絶版になっています。現在改訂版を書いています。これには万次郎を入れ、さらに2-3の面白い話を追加します。どうか乞ご期待。
古枯の木
Wow!ゴールドラッシュの改訂版を執筆中なのですね!
返信削除ぜひぜひ完成させてください。楽しみにしています。
先日図書館に「アメリカ意外史」を見つけましたよ。