2010年9月22日水曜日

沖縄の領有権

沖縄の領有権

 中国のある研究者が日本は沖縄を不法に占拠していると発表した。それによれば沖縄は19世紀末、明治政府が不法に奪い取ったものであるそうだ。尖閣諸島も中国領であり、これについて話し合うなど論外であるとも言っている。いよいよ中国が沖縄に対する領土的野心を露わにしてきたといいうる。また彼は1972年の沖縄返還後、沖縄の独立運動が熾烈となり、今では島民の75%が日本からの独立を望んでいるとまで極論している。
 2010年7月27日のエッセイ“沖縄の帰属問題”で古枯の木はこの点の警鐘を乱打した。中国が日本政府に虐げられた沖縄島民を解放するという名目で沖縄に侵攻してくることもありうる。沖縄島民の中には戦争中の日本陸軍の残虐行為に対する反発がものすごい。日本陸軍は沖縄島民の生命を守るどころか、陸軍の盾にしようとした。いまでも日本を恨む島民の数も多いとのことだ。彼らが一時の感情から中国軍を迎え入れるような行動にでるかもしれない。

古枯の木―2010年9月21日

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