2010年1月20日水曜日

安保条約改定50周年

安保条約改定50周年

 今年は安保条約改定50周年だが古枯の木はその頃のことを未だ鮮明に覚えていら。安保改定反対の空気が全日本を覆っていた。政治家、学者、言論人はすべて時流に追随し、一人として毅然と賛成を唱える者はいなかった。東大の学長が同級生である当時の総理岸伸介に“安保のことなんか忘れて、一緒に釣りにでも行こう”と呼びかけたときは全日本の喝采を浴びた。これに反し古枯の木の先生は国際法、国際政治学の泰斗であったがマスコミが持論を発表する機会を与えてくれないとボヤイていた。安保知らずの安保嫌いが街じゅうを堂々と闊歩していたのである。
 最近の鳩山総理や小沢幹事長の言動をみているとどうも外交の基軸を対アメリカから対中国に移しているように思えてならない。国際政治では条約の死文化を意図的に行うことがある。鳩山、小沢は安保条約を死文化して日本の自由と中立を回復し、しかる後に中国に接近するように思えるが、みなさんはどのように考えられますか。
古枯の木

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