2010年1月24日日曜日

初段と一段

初段と一段

 古枯の木は42歳から空手を始め、いまでも毎週土曜日午後7時から9時ごろまでトーレンス市の道場で練習をしている。“イチ、二、サン”から始まる号令、型の名前、基本動作の名称などはすべて日本語である。アメリカ人も多く参加しており、よく質問を受けることの一つが初段と一段の違いである。
 彼らの質問はなぜ一段と言わずに初段というのかである。これに対し古枯の木は日本には“初心忘るべからず”という格言があり、初段の“初”はこれからきていると教えている。つまり初段を取得したからといって、怠けることなく精進を続けよという先人の見識から出たものであるというわけだ。間違っているだろうか?
古枯の木

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