五十六の教えを株に生かす
山本五十六は勝負に対して特別のカンを持っていたようである。生涯を通じてギャンブルで負けることはほとんど無かったといわれている。“バクチをしないような男はろくなものではない”と言ったとも伝えられている。古枯の木は以前よくラスベガスにでかけたが、ただ一度のbeginners’ luckを除きいつもloserだった。
では五十六の勝負に対するルールあったのか。またあったとすれば何であったか。あった。それは20%ルールといい、20%稼いだら止めることだ。五十六はいつも冷静に判断して20%も稼ぐと止めたと伝えられている。
余談だがこの20%ルールが太平洋戦線の会戦の場に応用されせっかく大勝利を得るチャンスがあったにもかかわらず小成に甘んじてしまったということはなかっただろうか。
古枯の木は五十六のこの理論を株の売買に応用した。その結果、20%ルールの適用以後は一度も株で損をだしたことはない。もちろん株の売買には他の商売同様、売る、買う、休むのタイミングが重要である。さらにEPS, PERというコンセプトも忘れてはならない。いまのような不確実、激動の時代には20%ルールは大変貴重な教えであると思う。
古枯の木_2010年8月21日記す。
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