2010年8月24日火曜日

フランス語かスペイン語か

フランス語かスペイン語か

 カリフォルニアのマンハッタンという町に住む孫の一人から今年秋から外国語の勉強が始まるがフランス語をとるべきかそれともスペイン語をとるべきかとの相談を受けた。カリフォルニアではメキシコ系の住民が多く、生徒の80%はスペイン語を履修するという。また選択肢はこの二つの外国語だけとのこと。
 古枯の木は躊躇なくフランス語と答えた。理由は二つ。一つはスペイン語圏はフランス語圏に比べて民度が高くないこと。欧米に比較して学問、科学技術のレベルの低い日本は依然として欧米からこれらを学ばなければならない。フランスは先生である。二つ目はフランス語の持つ美しい発音だ。2,009年秋、東京のルーマニア大使館を訪問し、広報担当の女性外交官に会ったときルーマニアではソ連の圧政下にあったときでも一番ポピュラーな外国語はフランス語であったと聞いた。古枯の木からではフランス語はルーマニア人にとり何てあったかと尋ねたとき“そは麗しき天使の言葉である”との回答が返ってきた。
 孫ははたしてどちらを選ぶだろうか。古枯の木はこれを機会にフランス語の復習をしたいと思っている。

古枯の木―2010年8月23日記す。

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