2009年8月16日日曜日

一冊の本

一冊の本

 慶応大学の学長であった小泉信三博士(1888-1966)はかつて“トルストイの戦争と平和を読む前と読んだ後では人生観がすっかり変わってしまった”と述べておられる。古枯の木はいままでに何冊本を読んだかは知らぬが、あの世に旅発つときもしも閻魔大王から一冊だけ本を地獄へ持って行ってもよいとの許可を得たら躊躇なく吉川英治の“宮本武蔵”を選ぶ。高校生のとき読んたこの本の中で武蔵の剣一筋に生きる生涯に非常に強い感銘を受けたためである。
古枯の木――2009年8月1

1 件のコメント:

  1. ブログは全部読んでおります。知識がないためコメント出来ないことも多いのですが、”戦争と平和”や”宮本武蔵”は私も大好きな本です。学生の頃から何度も読み返し、道に迷った時など”宮本武蔵”を読むことがあります。今は”枕草子”や”百人一首”を読んでいます。千年前から人の心は変わらないと、とてもおもしろいです。私もお棺の中に入れてもらう一冊を決めておこうと思いました。

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