2010年7月24日土曜日

一枚舌から四枚舌へ

一枚舌から四枚舌へ

  伊藤忠元会長の丹羽宇一郎が新中国大使に任命された。彼は商社人であり、外交の知識が無いため、外務省の親中派公使3人が彼に従って中国に赴任するそうである。“親中派”に問題がある。このことを台湾出身の陳さんに話したとき、陳さんは“親中派は極めて危険である。せめて知中派の公使を派遣すべきだ“と教えてくれた。
 陳さんによれば日本人は正直、実直、律儀で、相手を簡単に信用しやすく一枚舌の持ち主だそうだ。欧米人は2枚舌をもっている。自分にとって不利だと判断するとすぐに手のひらを返す。これは歴史が実証している。アラブ人は三枚舌の持ち主で、うそをついてでも、他人を陥れても自分に有利なようにことを運ぼうとする。このアラブ人よりもっとたちの悪いのが陳さんによれば4枚舌の中国人である。
 陳さんは丹羽宇一郎が中国政府によって丸め込まれてしまうことを憂慮している。がそれよりも前に親中派の日本公使によって丹羽が完全にコントロールされてしまうことを最も心配している。この心配が杞憂に終わるよう祈っている。

古枯の木―2010年7月23日記す。

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