2009年7月6日月曜日

Good Job!

Good Job!

 最近孫二人が日本からロスに移住し、近くのプリスクールに通園している。最初に覚える英語は何であろうかと興味をもって注意していたが、それは“Good Job!”だった。これにはそれなりの理由がある。
 アメリカ人はたいしたことでもないのによくお互いに褒め合う。悪く言うより褒めた方がいいに決まっている。今から40年もまえアメリカで仕事を始めころ、よくアメリカ人が小生に向かって、“You are good speaker of English.”と言って褒めてくれた。本当に英語がうまいと思ったらわざわざそんなことを言う必要はなかっただろうに。
 日本人は外国人から褒められると本当に褒められたとすぐ喜んでしまう。でも彼らの外交辞令と真の感情とは別物であることを銘記すべきである。孫二人が覚えた最初の英語が“Good Job!”であったのは、多分プリスクールで下手ではあっても先生から何度もそのように褒められた結果だろう。いずれにせよ褒め合うことはアメリカ人の第二の天性であり、古枯の木はアメリカ社会をMutual Society of Admirationと呼んでいる。ご賛同いただけますか?

 古枯の木―――2009年7月5日記す。

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