2010年9月7日火曜日

第一次、第二次南京事件

第一次、第二次南京事件

 2010年9月5日ロスのダウンタウンである歴史研究会の会合があり、これに招待された。そこでは南京虐殺事件が討議されていた。この南京事件は第二次南京事件と呼ばれるもので1937年12月13日、日本軍が南京を占領した後、数週間の間にシナ人の捕虜、便衣兵、一般市民を大量虐殺したとされる事件である。中国側の発表では20万、30万人が虐殺されたとされ、中国による日本バッシングの好材料になっている。南京大虐殺記念館も建設され、これ宣伝に努めている。
 これに対し日本国内には反論もあるが、日本政府は日中友好の観点からかあえて反論せず、土下座外交を繰り返し、中国に殴られるままに任せている。
 世間には余り知られていないが、この事件の起こった10年前の1927年3月24日に第一次南京事件が発生している。当時蒋介石の北伐軍と山東省の地方軍閥が南京で矛を交え始めていた。そこで南京の日本領事は居留民全員を領事館に収容した。ところが当日朝7時半に蒋介石の暴兵、シナの暴民が多数領事館に乱入し、正午までの間に略奪と凌辱の限りを尽くした。
 蒋介石は日本領事の抗議に対し陳謝した。現在の日本政府はいつも中国政府に対し南京問題には平身低頭だが、たまにはこの第一次南京事件を例に出して中国政府を殴り返したらどうか。それぐらい見識と勇気のある総理大臣の出現を望みたい。
 第一次南京事件のとき日本領事館には荒木亀男大尉と10名の兵隊が機関銃と小銃で警備についていたが、彼らは愚かにも軍中央の命令を墨守してシナ人に対し一発のタマも発しなかった。荒木は事件後、一人の上官からよく辛抱したと褒められたが、他の上官からは自殺を強要するためのピストルを贈られた。日本軍の上層部のあたまの程度はそれぐらいのものであったわけだ。

古枯の木-2010年9月6日

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