2010年9月20日月曜日

円高に断固対処せよ

円高に断固対処せよ

  このところ円高傾向ははなはだしく一時82円台まで達した。政府、日銀は最近やっと重い腰をあげ介入に踏みきった。これに対しアメリカ政府筋から介入に対する批判が出た。それについて政府、日銀は周章狼狽を繰り返しているようである。日本では自民党の古賀誠や官僚たちが日本の財政をむちゃくちゃにした。国には膨大な借金があり、国債依存率は世界最高だ。まさに国は危機的財政状況にある。
 こんな国の通貨“円”のバリュウー(価値)が“上がる(円高)”訳がない。これはユダヤ人や中国人の貪欲な投機筋の策謀によるものだ。彼らは日本経済の実態を無視して円高と円安を繰り返し、これによって巨万の富を得ようとしている。このまま放置すれば円高により日本経済は崩壊しかねない。
 日本だけの単独介入ではなくて国際協調的な介入が必要との議論がある。でもこれはドダイ無理な注文だ。各国は輸出増大の観点から自国通貨の円に対するの通貨価値の下落を願っているからだ
 ブームの円高は他のブームと同様いつまでも続かない。一時的なものだ。しかしながら為替の介入に対して外国から抗議を受けたときなぜ“日本は国益の命ずるところによって断固対処する”と伝えないのか。日本政府や日銀の態度には面映いものがある。

古枯の木―2010年9月19日

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